無印良品を展開する良品計画は、福島県双葉郡浪江町と、地域社会の発展と地域経済の活性化を目指した連携協定を締結したことを公表した。

合わせて、2021年3月にグランドオープンを迎える「道の駅なみえ」に、無印良品初となる道の駅へ出店するという。

同社は、「感じ良いくらしと社会」の実現を目指し、各自治体や地元住民が主役となって、それに無印良品が巻き込まれる形で地域を活性化していくさまざまな取り組みをすすめてきたとしている。

今回、地域社会の発展と地域活性化の推進に寄与することを目的に、同町と連携協定を締結。

協定における連携分野として、道の駅なみえを中心とした地域振興に関すること、農林水産・商工及び観光の振興に関することを挙げ、これから連携を図っていくという。

同社がこれまでに培った経験を活かすとともに、同協定を通じて緊密に連携することで、「道の駅なみえ」を中心とした地域振興や復興促進、産業・観光振興などの分野で相互に協力していく方針を示している。

また、施設全体の運営支援や、地域産品の販路及び認知度拡大を目的に、同町が活用する総務省の地域活性化プログラム「地域おこし企業人制度」による同社社員の派遣を予定しているとのことだ。