サンリオとドコモは、2020年11月11日にXR領域における新規事業開発に向けた業務提携に合意したと発表した。
同業務提携では、サンリオの保有するキャラクターのブランド力とキャラクタービジネス経験、ドコモのモバイルにおけるノウハウを生かし、XR事業に参画するという。
同業務提携により、ドコモが展開するXRの取り組みにおいて、サンリオのキャラクターを活用し、コンテンツの配信やサービス展開を検討。また、サンリオのテーマパーク「サンリオピューロランド」で、空間コンピューティングデバイス「Magic Leap 1」を利用して、サンリオのキャラクターを活用したコンテンツを提供するイベントの開催を検討するとしている。
そのほか、サンリオピューロランドの30周年企画として実施される、VR空間でピューロランド内エリアを装飾した作品や、オリジナル素材で空間演出をした作品を、ユーザーに応募してもらう「Digital KAWAII Awards in Sanrio Puroland」へ、ドコモが協賛を予定。
両社は今後も、サンリオのキャラクターにドコモのXRや5Gの技術を連携させた取り組みにより、エンターテイメントやテーマパーク業界で、新しい価値を提供していくとしている。