ウェルスナビは、東京証券取引所より、株式の東京証券取引所マザーズ市場への新規上場を承認されたと発表した。250万株を公募し、1,309万4,300株を売り出す。オーバーアロットメントは155万9,400株とのことだ。
ウェルスナビはロボアドバイザーサービスWealthNaviを提供する企業。資産運用を「長期・積立・分散」の点から全て自動で行う。
2015年4月に設立してから、2020年11月10日時点で、口座数は34万口座、預かり資産3100億円を突破。また、2019年11月には総額約41億円の第三者割当増資を実施しており、日経の未上場企業の企業価値ランキングでも上位10社に選ばれたとのことだ。
さらに、今後は「ロボアドバイザー事業」の成長に向けた機能改善や新機能追加に留まらず、「ロボアドバイザー事業」の顧客基盤を生かした新規事業を積極的に検討及び展開し、PFM(Personal Financial Management。個人資産管理)、クレジットカード、株取引、保険、送金などを組み合わせた個人向け金融プラットフォームとなることを目指していくとしている。
なお、東証マザーズ市場には12月22日上場予定。SBI証券が主幹事となる。