「空飛ぶクルマ」の実用化に向けて設立された「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」に参画するSkyDriveは、大阪府や様々なステークホルダーと連携し、2023年度の「空飛ぶクルマ」の実用化に向けた協議や実証実験、社会受容性の向上を図る取組みを行っていくと発表した。
2018年12月、「空の移動革命に向けた官民協議会」(経済産業省、国土交通省が共同事務局)においてロードマップがとりまとめられ※3、「空飛ぶクルマ」は、都市交通、観光、医療や災害対策など、幅広い分野での利活用が見込まれる新たな産業、サービスと期待されており、2023年度からの実用化の実現を目指し、取組みが行われています。
大阪でも「空飛ぶクルマ」の実用化が期待されており、大阪を舞台に、空飛ぶクルマの社会実装に向けた動きを加速するために、具体的かつ実践的な協議・活動の核となる「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」が設立された。
ラウンドテーブルでは、2023年度の事業化をマイルストーンにし、その先の2025年大阪・関西万博も見据え、関係者間で精力的に協議や実証実験を重ね、国の官民協議会の議論に資する具体的な提案を行うほか、様々なステークホルダーと連携して、社会受容性の向上を図るための取組みも行っていくという。
設立宣言では、大阪府の吉村知事から、「大阪、特にベイエリアは地政学的にも、経済拠点としても、空飛ぶクルマ事業に適している。」「やってみなはれの精神」「ワクワク」といったキーワードがあったという。
また、「社会受容性に関して、我々政治が責任を持ってリードする。SkyDrive社は機体開発に責任を持って欲しい。」との声があったとのことだ。
同社は“空の御堂筋構想”と銘打ち、技術開発にますます精進していくとしている。