楽天、横須賀市と包括連携協定を締結 ドローンなどによる無人配送サービスに向けた公道実証へ

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横須賀市と楽天は11月18日に、同市における地域の一層の活性化および市民サービスの向上を目指した包括連携協定を締結したと発表した。神奈川県内で楽天が包括連携協定を締結するのは今回が初めてとのことだ。

同協定に基づき、横須賀市と楽天は、以下6項目において、連携および協働するとしている。

包括連携協定の主な内容
(1)UGVやドローンによる無人配送と安全な空域管理による地域課題の解決に関する事項
(2)観光振興の推進に関する事項
(3)ふるさと納税の推進に関する事項
(4)市内事業者のEC化促進に関する事項
(5)高校等と連携した人材育成支援に関する事項
(6)横須賀のまちの活性化等に関する事項

横須賀市と楽天は2019年より、「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ」の一環として、自動配送ロボット(UGV:Unmanned Ground Vehicle)やドローンを活用した一般利用者向け配送サービスを期間限定で提供してきた。

今後も2020年12月に開始を予定している市内住宅地での自動配送ロボットの公道走行実証をはじめ、地域課題を解決する無人配送の実現に向けてさらなる連携を推進していくとのことだ。

また、楽天グループが持つEコマースやデジタルマーケティングに関わるテクノロジーを活用して、横須賀市のさらなる活性化を目指すという。

具体的には、「楽天ふるさと納税」、「楽天トラベル」、「楽天市場」などのサービスを通じて、横須賀市の産品や体験観光の魅力を多くの方に対して発信していくとしている。

横須賀市と楽天は、これまでの取り組みを深化させ、新たな分野においても協働し、横須賀市の持続的な地域経済発展に貢献することを目指していくとのことだ

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