JALは、誰もが快適に、そしてスムーズに飛行機を利用できるようにするサポートとして、LINEを活用した搭乗客との双方向コミュニケーションによる搭乗案内サービス、「AIRPORT GUIDE」のトライアルを実施すると発表した。

現在、羽田空港国内線ではデザイン、システムを一新した「JAL SMART AIRPORT」を展開している。それに伴い変化する搭乗手続きの浸透を図るため、空港到着前に搭乗方法などについて案内するサービスであるという。

LINEの簡易的なチャット機能を活用することで事前に利用者の予約内容や手荷物の状況などを把握し、一人ひとりに合わせた案内を行うことで、タイムリーでわかりやすい搭乗案内を目指すとのことだ。

また、JALではデータ基盤の構築により、利用者一人ひとりに合わせた情報配信の提供に取り組んでおり、今後は利用者の予約内容や運航便情報、意向などに合わせた双方向コミュニケーションの検討も進めていくとしている。

なお、今回のトライアルで得られる知見やデータを今後のデジタルコミュニケーションの発展に生かし、利用者一人ひとりのニーズを満たすスムーズで安心な旅の提供を目指すとのことだ。

JALは今後もテクノロジ―を活用し、新たな価値創出にチャレンジしていくとしている。

トライアルサービスの概要は以下。

羽田空港国内線利用日の空港到着前までにLINEの専用アカウントから搭乗便に関する情報を入力することで、事前に搭乗方法を案内するという。

対象:羽田空港出発便を利用の搭乗客 
期間:2020年11月18日から2020年12月31日

参加方法:
1.LINEアプリを登録・起動

2.LINEアプリ内、友達追加機能より、アカウント追加専用二次元バーコードを読み取り友達に追加

3.アカウントに必要情報(搭乗日・搭乗便)を返信