三菱重工業は、10月30日にプレスリリースで発表した国内公募形式によるグリーンボンドの発行につき、発行条件を下記のとおり決定したと発表した。

この発行の目的および背景は以下。

資本市場との対話を通じて脱炭素化社会の実現への取り組みを一層強化するとともに、幅広いステークホルダーにその取り組みを認知されるため、再生可能エネルギー/クリーンエネルギー事業を資金使途とするグリーンボンドを発行するものとなっている。

同発行の概要

同社は、グリーンボンドの発行にあたって、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンドガイドラインに定められている4つの要素(1.調達資金の使途、2.プロジェクトの評価と選定、3.調達資金の管理、4.レポーティング)に関する方針を記載した「三菱重工業株式会社グリーンボンドフレームワーク」を策定。

グリーンボンドの適合性評価については、国際資本市場協会(ICMA)による「グリーンボンド原則2018」および環境省「グリーンボンドガイドライン2020年度版」に適合している旨、第三者機関であるSustainalytics(サステイナリティクス)社から適合性に関するセカンドパーティ・オピニオンを取得しているとのことだ。