丸井グループは、CAMPFIREとの資本業務提携契約を締結したことを発表した。
これにより、スタートアップ企業の支援に向けた協業・共創を加速していくとしている。
両社はこれまでも、2018年11月に有楽町マルイで開催した「キャンプファイヤーマルシェ」や、2020年1月よりスタートした「多数欠EPOSカード」の発行などを通じ、それぞれの強みを活かした協業の取り組みを進めてきたという。
今回の資本業務提携により、両社の協業を加速し、CAMPFIREの持つ多数の良質なプロジェクトと、丸井グループの持つ店舗やクレジットカードをはじめとするさまざまな経営資源を掛け合わせることで、新たな価値の創出を推進していく方針を示している。
具体的に、以下の取り組みを挙げている。
・クラウドファンディングでめざす「物語」を体験できるリアルイベントの開催
・出店企業や支援者など、関連するコミュニティが集う常設スペースの開設
・異なる顧客基盤におけるエポスカード利用や新規カード入会の促進
・アニメやアイドルなど、同社グループのアニメ事業との連携
今後、CAMPFIREで資金調達に挑戦しているスタートアップ企業をはじめ企業や個人の課題解決に向けた取り組みや、夢に向かって困難に立ち向かう個人の挑戦など、さまざまな「物語」を、CAMPFIREと丸井グループで応援していくとのことだ。
CAMPFIRE代表取締役、家入一真氏は「新型コロナウイルス感染拡大などをきっかけに、両社の取り組みをさらに推し進めるべく、このたび、資本業務提携にいたりました。日本における金融包摂・フィンテックの祖である丸井グループさまと、双方が掲げるミッションの実現に向けてご一緒できることを心より嬉しく思います。」とコメントしている。