KDDIは、11月16日10時から、国際宇宙ステーションに設置した360度カメラによって宇宙遊泳や国際宇宙ステーション(ISS)の生活を体感できるVR動画「Space Explorers: The ISS Experience」の“エピソード 1”を「auスマートパスプレミアム」限定で配信開始したことを公表した。
KDDIは、韓国、カナダ、中国、アメリカの通信事業者と、高品質で魅力的なオリジナルXRコンテンツの制作支援を目的に5G時代の国際XRコンテンツ制作アライアンスを9月に設立した。
同アライアンスでは、世界規模のコンテンツ制作会社であるFelix & Paul Studios、Atlas Vと連携し、XRコンテンツの共同開発に取り組み、XR分野での知見を蓄積しているという。
そして、今後数年間に渡り、世界各国の制作会社と共に多くのハイエンドなプロジェクトをサポートしていく予定とのことだ。
その第1弾として、国際宇宙ステーション (ISS) を体験できるVR作品、「Space Explorers: The ISS Experience」(全4エピソード) を共同開発。
同作品は、Felix&Paul StudiosとTIME Studiosが、ISSの米国国立研究所、NASA、カナダ宇宙庁、および国際宇宙ステーションに関係する他の宇宙機関と共同で制作している。
人類が国際宇宙ステーションに滞在するようになって20周年を迎えることを記念して、宇宙遊泳などの体験が可能な壮大な映画のようなビジュアルを備えた360度のVR作品を提供するという。
同シリーズは、2年以上かけて200時間を超える撮影を敢行し、8名の国際宇宙飛行士との17時間の独占インタビューを実施。スケール精度の高い没入型映像を実現した、宇宙で制作された最大のメディアプロジェクトだとしている。
今後、VR映画技術で撮影された初の宇宙遊泳の映像を含む4本のEpisodeエピソードを公開する予定を示している。
国際宇宙ステーションに設置した360度カメラによって宇宙遊泳や国際宇宙ステーションの生活を体感できるVR動画「Space Explorers:The ISS Experience」“エピソード 1”を「auスマートパスプレミアム」限定で配信。
“エピソード 1”配信期間は、11月16日〜11月15日。
エピソード 1のストーリーは、一人の新しい宇宙飛行士がISSに到着し、宇宙で生活する喜び、驚き、危険を発見するというもの。
無重力状態での見当識障害を克服し、起こりうる最悪の緊急事態に対応し、結束の強いチームとして活動するために、長い年月をかけて訓練を受け、宇宙飛行士たちは、過酷な経験を共有することによって、家族のような絆を形成していくというストーリーとしている。