メルカリは、欧州を中心に広がっている持続可能な消費を促す「グリーンフライデー」にあわせ、2020年11月26日15時より、家で眠っているモノの利活用を促す取り組みとして、メルカリ グリーンフライデープロジェクト 新作ゼロの「サステナブルファッションショー」をオンラインで開催すると発表した。

当日は、人気ファッションスタイリスト小山田早織氏、ファッションアドバイザーMB氏が、一般参加者から募集した不要になった服や「メルカリ」で購入した服を活用したコーディネートをファッションショーで披露。

ファッションデザイナー丸山敬太氏、小山田早織氏、MB氏が「これからのサステナブルな消費のあり方」と題したトークセッションを実施予定であるとしている。

開催概要

イベント名称
メルカリ グリーンフライデープロジェクト 新作ゼロの「サステナブルファッションショー」

日時:11月26日15時〜16時
配信URL:メルカリ公式YouTubeチャンネル
プログラム
1.主催者挨拶/企画趣旨の説明
2.ファッションショー
3.トークセッション
登壇者:
・ファッションデザイナー 丸山 敬太氏
・ファッションスタイリスト 小山田 早織 氏
・ファッションアドバイザー MB 氏
・メルカリBranding team manager / ESG lead 田原 純香
4.閉会

メルカリは、地球資源が大切に使われる循環型社会の実現を目指し、様々な取り組みを進めている。

同イベントに先立ち、メルカリが2020年10月に実施した調査では、45.7%が「購入後ほとんど活用できていないモノを保有しており、そのうち58.5%は洋服で占められている」ことがわかったという。

「購入したものの、その後ほとんど使わなくなったモノ」を保有していると
回答した20代~60代の男女1,000人

また、活用できていないモノを購入する背景には「衝動買い」があり、「購入時は気に入っていた」(54.9%)、「セール(値引き)されていた」(42.4%)などの理由が挙げられているとのことだ。

「購入したものの、その後ほとんど使わなくなったモノ」を保有していると
回答した20代~60代の男女1,000人

また、小島ファッションマーケティングの調査によると、2018年に日本国内市場では約30億着の洋服が作られ、その半分にあたる約15億着が売れ残っていると推測されているという。

この売れ残った洋服の一部が新品のまま廃棄処分され、「衣服ロス」となり、その過程で生まれる環境負荷は世界的な問題となっている。

そこで、アメリカを中心に世界的に広がっているセール「ブラックフライデー」を機に、活用できていないモノの価値を見直し、新品のセール品を購入する以外にもファッションを楽しむ選択肢があることを提唱するためにメルカリ グリーンフライデープロジェクト 新作ゼロの「サステナブルファッションショー」を開催するとのことだ。