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Amazonがサガン鳥栖らと連携し、障がい者が作成したマスク販売を支援 

Amazonが、佐賀県にある、物流拠点・鳥栖フルフィルメントセンター(以下、FC)とJリーグのサガン鳥栖の連携によって製造された総社デニムマスクの新作お披露目会を、サガン鳥栖のホームスタジアムである駅前不動産スタジムで実施。

浦和レッズとの試合を前にしたスタジアムで、およそ5,000人の来場者全員に、この新作総社デニムマスクが配布された。

総社デニムマスクは、新型コロナウイルスの影響で起こったマスク不足という危機的状況の中で、地元のデニム生地を使用して、障がい者たちが製造するプロジェクトとして開始されたもの。

総社市内の障がい者の就労を支援する施設が、総社市役所からのサポートを受けながら、岡山県の有名ジーンズメーカーが使用しているものと同じデニム生地を使用して、すべて手作りで製造されている。

これまでは、製造されたデニムマスクの受注と発送を総社市役所が行っていたが、作業量が多く、効率化することが大きな課題となっていた。

しかし今年の7月から、AmazonのFCが在庫管理のサポートを開始したことにより、発送に伴う作業負担とコストが大幅に軽減。障がい者就労支援施設において、マスクの製造に注力できる体制が整ったという。

このマスクについて、サガン鳥栖の松岡大起選手は、

「岡山県総社市、サガン鳥栖、そしてAmazonの皆さんが、それぞれの強みを活かして取り組むコラボレーション。毎日のようにマスクを着用する中で、この総社デニムマスクを僕も着用したいと思いましたし、購入すれば障がい者の皆さんの工賃向上にもつながるということで、この取り組みに一人でも多くの方にご賛同いただけたら幸いです」

と語り、デニムマスクをサガン鳥栖の選手たちも利用することで支援していきたいとのことだ。

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