ソニー・グローバルエデュケーションは、プログラミングのオンライン学習サービス「CREATE by KOOV」を2020年12月より開始すると発表した。
これに伴い、2020年11月10日より「CREATE by KOOV」公式Webサイトにて受講申し込みの受け付けを開始したとのことだ。
「CREATE by KOOV」は、プログラミングやブロックと工作で「つくる」ことを通して好奇心と思考力を育む、ソニー・グローバルエデュケーションのオンライン学習サービス。

ロボット・プログラミング学習キット「KOOV」と、自宅で取り組める2年間(予定)のカリキュラムで構成されており、月2回、各回2つの専用コンテンツが、KOOVアプリに配信される。
コンテンツは、毎回多様な「あそび」がテーマ。KOOVのブロックや身の回りの素材を使った工作で「あそぶ」ための「マシーン」の形をつくり、KOOVのプログラミングで「マシーン」に動きを加えるとのことだ。
一般的なロボット・プログラミング教材では、決められたロボットを作ることがゴールになることが多い中、「CREATE by KOOV」ではつくった「マシーン」であそぶことを通じてさらに学びを深めていくという。
「あそび」をもっと楽しくしたいという好奇心が原動力となり、子どもたちは「マシーン」の形を変えたり、プログラミングのパラメータを変えたり、あるいは新しい「あそび」のルールを考えるなど、自ら思考し、試行錯誤して、自分だけの「あそび」をつくり出すとのことだ。

同サービスの3つのポイントは以下。
1.あそびをつくると、学びが生まれる
子どもの学ぶ意欲を自然に引き出すために、大好きな「あそび」を「自分でつくる」ことをテーマに。
熱中して作り出す体験を繰り返すことで、自ら発見したり、調べたりする楽しさに気づき、学習しようとする意欲や態度を育てるという。
「あそび」のための「マシーン」づくりにプログラミングを使うことで、子どものプログラミング的思考を育むとしている。


2.好奇心と思考力を育む
好奇心と思考力は学びの原動力であり、幼少期に育むことが大切。まずはひとりでチャレンジしたあと、「どうやったらもっとおもしろくできるかな」と興味を深める。新しいルールや素材探しを検討することで、好奇心の幅を広げていくという。
また、「あそび」をより楽しくするため、「マシーン」の形やプログラミング内容の変更などによる試行錯誤を通じて、ソニー・グローバルエデュケーションが提唱する思考フロー(問題の解法を生み出すまでのアプローチの仕方)である「5つの思考回路™」を往来する体験ができ、思考力を鍛えられるとのことだ。

3.一人でできて、みんなでもできる
KOOVアプリでは、「きほんのあそびかた」や「くふうのヒント」をイラストと動画でわかりやすく紹介。

ブロックの組み立ては「3D組立ガイド」で画面内のブロックの向きを自由に変えながら、立体的にイメージでき、プログラミングはパズルのように直感的に操作でき、はじめてでも無理なく取り組むことができる。

また、全ての「あそび」は、工夫次第で家族や友達と一緒に楽しめるように設計されているとのことだ。
「CREATE by KOOV」は、変化の激しい不確実な時代に本当に必要な学びとは何かについてソニー・グローバルエデュケーションが問い直して構築した、子どもたちが夢中で考えて取り組む体験を提供する新たなオンライン学習サービス。
今後、より多くの人に「CREATE by KOOV」を楽しんでもらうために、様々な教育機関、学習塾との連携も計画しているとのことだ。