大学院生・研究者のキャリア支援を行っているアカリクは、「22卒大学院生(修士・博士)の就職活動」の実態把握を目的として、アカリクへ会員登録している22卒の大学院生(修士・博士)を対象にアンケート調査を実施し、その結果を公表した。

  • 回答者は「修士在学中の学生」が56.3%、「博士在学中の学生」が43.7%
  • 9割以上の大学院生が「就職活動に不安あり」と回答
  • 不安に感じるものとして、「新型コロナウイルスの影響による採用枠の減少」「自分のスキル、実績、経験の不足」が68.9%で最多
  • 既に内定を獲得している大学院生はわずか1%

回答者は「修士在学中の学生」が56.3%、「博士在学中の学生」が43.7%

「在籍情報をおしえてください」(n=96)と質問したところ、「修士在学中」が56.3%、「博士在学中」が43.7%という回答になった。

9割以上の大学院生が「就職活動に不安あり」と回答

「22卒での就職活動について不安はありますか」(n=96)と質問したところ、「とてもある」が55.2%、「ある」が38.5%という回答になった。

不安に感じるものとして、「新型コロナウイルスの影響による採用枠の減少」「自分のスキル、実績、経験の不足」が68.9%で最多

上記の質問で、「とてもある」「ある」と回答した人を対象に「 どのようなことに不安がありますか(複数回答)」(n=90)と質問したところ、「新型コロナウイルスの影響による採用枠の減少」「自分のスキル、実績、経験の不足」が同率で68.9%という回答になった。

既に内定を獲得している大学院生はわずか1%

「現時点で企業からの内定をもっていますか」(n=96)と質問したところ、「もっている」が1.0%、「もっていない」が99.0%という回答になった。

<調査概要>
調査期間:2020年9月28日〜同年10月9日
調査方法:22卒アカリク会員へのアンケート調査
調査目的:22卒大学院生(修士・博士)就職活動の実態把握
有効回答:22卒大学院生(修正・博士)96名