事故物件を「正しく」買取る 事故物件のイメージアップにつなげる事業開始

NIKKEI MARKSが、運営する事故物件総合取り扱いサイト「成仏不動産」の関連サービスとして、「成仏不動産の正しい買取」を開始したことを発表した。

同サービスは事故物件について「正しい」を追求して買取るというもの。成仏不動産を運営する中で、事故物件を買取ってほしいという相談が多くなる一方で、事故物件が適正価格で取り引きされづらい現状があることがきっかけに生み出されたという。

ここでいう「正しい」とは客観的な事象を指し、同社では「3つの正しい」を追求していくという。

一つ目は「正しい相場調査」。過去約1,000件以上の取引実績データを保有する同社が、そのデータをもとに通常物件の相場と事故が発生した場合の相場を比較しながら価格を算出する。

二つ目が「正しい施工」。これまで培ってきた建築にまつわる知識や技術に加え、事故が発生した物件の価値を最大化して販売することを目的とした最短距離の特殊清掃や解体、リノベーションを同社で施すとのことだ、単純に特殊清掃や解体をするのではなく、物件の特徴や市場性を加味しながら、価値のある不動産へと生まれ変わらせることができるという。

そして三つ目が「正しい販売網」。生まれ変わらせた不動産は成仏不動産サイトを通じて販売。同サイトは事故物件に抵抗感が少ないお客様を選別して情報提供することが可能なため、事故内容を正しく明示した上で、事故物件を買いたい人へ届けられるという。
 

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