日立が、サテライトオフィスでの勤務や在宅勤務など、テレワーク環境の立ち上げに向け、セキュアなクライアント環境の早期導入や柔軟な運用を可能にする「クライアントサービス(Citrix Cloud for Windows Virtual Desktop)」の販売を開始することを発表した。

同サービスは、日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で提供する仮想デスクトップサービス「Windows Virtual Desktop」と、仮想デスクトップの管理機能をクラウド環境で提供するシトリックスの「Citrix Cloud」を組み合わせ、日立が導入支援、運用までを担うマネージドサービスとして提供するもの。

これにより、顧客は、働く場所の制約を受けることなく、サテライトオフィスや自宅などからPC・タブレット端末などのデバイスを活用し、通常のオフィスと同じように働ける環境を最短2ヵ月で利用開始することが可能となる。

また、最少200ユーザー、最短利用期間1カ月から利用できるため、部署単位など小規模で利用を開始し、利用状況を見ながら変更や拡張することもできるとのことだ。

同社は、今後も、パートナーである日本マイクロソフト、シトリックスと連携しながら、機能の強化やコスト最適化など、より活用しやすいサービスメニューの拡充に取り組み、顧客の安全で快適な働く環境の確立に向けた取り組みをより一層支援していきたいとしている。