ニッポンレンタカーサービスは、SDGs(持続可能な開発目標)を推進する取り組みの1つとして、近年のプラスチックごみの海洋流出や焼却時の二酸化炭素の排出等の環境問題に配慮したバイオマス配合ポリ袋を、11月9日より全国の営業所で無料提供する決定をしたと発表した。

ドライブ中の買物袋として活用することで、従来のプラスチック製ポリ袋の購入や廃棄の機会を減らすという。

また、レンタカー返却時にはごみ袋として活用する事で、従業員による車内清掃処理時間の短縮やごみを媒体とした新型コロナウイルスの感染リスク低減を目指すとのことだ。

これまで一部の地域で従来のプラスチック製ポリ袋を配布していたが、環境問題への配慮、政府による2020年7月1日からのプラスチック製買物袋有料化の決定も伴い、サトウキビ由来の植物性ポリエチレンを25%以上配合したポリ袋への切り替えを全国で行うとのことだ。

同社は、2010年5月に環境大臣認定の「エコ・ファースト企業」としてレンタカー業界で初めて認定。

事業活動に伴う温室効果ガスの排出削減を推進し、低排出ガス車の積極導入、エコ営業所の設置等において、地球環境にやさしいクルマとの付き合い方を提案し続けているという。

ニッポンレンタカーは、今後も利用者に安全・安心を提供するとともに、持続可能な社会の実現のための取り組みを行っていくとのことだ。