Eukarya、コーディング不要でデジタルアーカイブを公開できる「Re:Earth」を提供開始

Eukaryaは、コーディングなしで位置情報を持つデジタルアーカイブを作成〜公開できるサービス「Re:Earth」をリリースした。

同社はこれまで、数多くのデジタルアーカイブ制作案件を担当(企画・デザイン・開発・運用)してきており、「コーディングやエンジニアが不可欠なことによって、デジタルアーカイブの制作ハードルが高くなってしまっている。より早く、より気軽に・ユーザー自身の手でデジタルアーカイブを作れるようにしたい。」と考え、同サービスの提供に至ったという。

「Re:Earth」の特徴は以下のとおり。

コーディング不要な編集ツール

プログラミングなし、画面操作のみで気軽にデジタルアーカイブ作成〜一般公開が可能。エンジニアが不在or不足の組織でも、気軽に資料のデジタル化が行えるという。

実際の展示室のように、順を追った資料閲覧を可能にする。時系列やキュレーションに沿って資料を提示することができ、閲覧者の体感的理解をサポートする。

位置情報を用いてマッピング

既存データのインポートや、アーカイブに登録したデータのエクスポートが可能(CSV・KMLなど)。アーカイブ編纂だけにとどまらず、さらなる活動発展・研究深化を促す。

「Re:Earth」は、まずtoB向け(Enterprise)としてスタートし、今後内容をさらに多角化させ、toC向け(Basic)に提供することも予定しているという。

またその後、「Re:Earth」システムをOSS(オープンソースソフトウェア)としても公開し、日本・中国・カナダ・シリア等、現開発メンバーの母国をはじめとした、世界各国のエンジニア達と共に、ワールドワイドなOSSコミュニティを形成する計画を進めているとのことだ。

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