スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、日本全国の15歳~59歳の男女を対象に、好きな家事・嫌いな家事や、家事代行サービスの利用経験について調査したと発表した。

調査結果は以下のとおり。

  • 好きな家事TOP2は「買い出し」と「ご飯をつくる」
  • 家事代行サービスの利用経験・意向のある人は全体で約35%。女性のほうがより関心を持っている

好きな家事TOP2は「買い出し」と「ご飯をつくる」

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なんらか好きな家事があるという人は全体で8割。男女ともに好きな家事1位は「買い出しをする・買い物に行く」となった。

特に女性は4割を超えており、年代が上になるほど人気の傾向。スーパーやショッピングセンターなど買い物する場所でも、女性が多い傾向にある。

2位も、男女共通して「ご飯をつくる」がランクイン。特に20代の男女に人気となった。

女性の3位は「洗濯物を干す」。洗濯物をしまったり、たたんだりするよりも、干すことが好きという人が多いことがわかった。

また、年代が上がるにつれ好きな人が増加する傾向があった。男性も「洗濯物を干す」が8位にランクイン。

一方で、嫌いな家事については、なんらか嫌いな家事がある人は全体で9割弱。男性のほうが、嫌いな家事がある人の割合が高い傾向にある。

女性の嫌いな家事1位は「片づけ・整理整とんする」、2位は「トイレそうじをする」、3位は「お風呂そうじをする」となった。

男性の1位は「トイレそうじをする」、2位は「裁縫(さいほう)をする(ボタンの付け替え、ぬいものなど)」、3位は「片づけ・整理整とんする」という結果に。「片づけ・整理整とんする」、「トイレそうじをする」は男女共通して嫌いな家事となった。

男女別に見てみると、「お風呂そうじをする/アイロンがけをする/ふきそうじをする」は女性のほうが上位にランクインしており、割合も多い。

「お風呂そうじをする」は、男性では好きな家事7位にランクイン。女性のほうが嫌いな人が多いということがわかった。

また、「洗濯物を干す」、「裁縫(さいほう)をする(ボタンの付け替え、ぬいものなど)」が嫌いという人は、男性のほうが多く、「洗濯物を干す」は女性では好きな家事で第3位でしたが、男性では嫌いな方にランクイン。

家事代行サービスの利用経験・意向のある人は全体で約35%。女性のほうがより関心を持っている

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家事代行サービスの利用経験がある人は3%台と少数派。利用経験は男女で差が見られなかったが、家事代行サービスの利用意向に関しては女性が約4割、男性が2割台と、女性のほうがより関心が高いことがわかった。

性年代別に見てみると、「利用したことはないが、今後利用してみたい」と回答したのは女性のほうが男性よりも多く、特に30代・40代では4割超え。

また、年代が上がるにつれて実際に利用したことがある人が増える傾向があり、女性の50代ではもっとも多い割合で6%となった。

<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査調査対象:日本全国の15歳〜59歳の男女
実施時期:2020年9月18日~20日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあり。

<参照元>
LINEリサーチ『好きな家事、嫌いな家事は?