昆虫食の魅力を探究するチーム「ANTCICADA」は、1本あたりコオロギ約482匹を用いた「コオロギ醤油」を開発し、11月1日より、ANTCICADAオンラインショップ他にて数量限定で販売開始することを発表した。
コオロギ醤油は、こだわりの国産コオロギをふんだんに使用し、米麹を使って発酵させた昆虫発酵調味料。
コオロギが持つ豊富なタンパク質を、米麹の酵素によって分解して開発。
2017年にコオロギ醤油を構想してから様々なパターンでの試作・開発を行い、愛知県にある蔵元「桝塚味噌(野田味噌商店)」の協力によって商品化が実現したとのことだ。
今回使用するコオロギは、「グリラス」と「太陽グリーンエナジー」にて愛情込めて育てられたコオロギだという。
力強いうまみと香ばしさを持つフタホシコオロギ、繊細で上品なうまみを持つヨーロッパイエコオロギを独自の配合でブレンドしてうま味、香味を引き出した。
今回のコオロギ醤油には、1本(100ml)あたりコオロギを約482匹使用。
今回完成したのは、諸味を絞った後、濁りを分離したクリアな「うす口」タイプと、絞った後に沈殿する、コオロギの香りたっぷりのオリを混ぜ込んだ「こい口」タイプ。
「うす口」タイプは、コオロギの持つ豊かなうまみが特徴で、白身魚のお刺身やイカの刺身などにおすすめ。
「こい口」タイプは、うまみ、塩味のほか、甘味も感じやすく、ブリなどの脂ののった魚やウニのつけ醤油としておすすめな他、みたらし団子や五平餅にも相性抜群とのことだ。