熊本市交通局では、11月7日から、熊本市中心部の主要交通手段である熊本市電(路面電車)に、人気漫画『ONE PIECE』のキャラクター達のイラストをデザインした「ラッピング電車」の運行をスタートすることを発表した。
同取り組みは、人気キャラクターのチョッパー像が、「ONE PIECE熊本復興プロジェクト」の一環として熊本市動植物園に設置されることを記念したものだという。
ONE PIECE熊本復興プロジェクトは、平成28年に発生した熊本地震からの復興に取り組む熊本県と、漫画『ONE PIECE』とが連携したプロジェクト。
熊本市出身の漫画家、尾田栄一郎氏から震災直後に届いた「必ず助けに行く」という心温まるメッセージをきっかけにスタートし、復興に向かう熊本の「原動力」として、これまでにさまざまな取り組みが行われてきた。
このプロジェクトの一環として、ONE PIECEのキャラクターたちの銅像が県内の市町村に設置される「ヒノ国」復興編が始まり、熊本市には動植物園にチョッパー像が設置されることになった。
チョッパー像除幕式は、11月7日正午~から、熊本市動植物園正面入口前似て実施される。
今回の「ラッピング電車」の運行は、11月7日~2021年3月31日まで実施されるとのことだ。
同取り組みを契機に、熊本地震からの復興をさらに加速していく方針を示している。