ANAホールディングスの100%出資子会社であるANAファシリティーズは、ソニー銀行と銀行代理業務に関する業務提携を行い、11月2日より、住宅ローンの媒介業務を開始すると発表した。
なお、ANAファシリティーズは2020年9月25日付けにて銀行代理業の許可を取得している。
ANAグループとソニー銀行との連携としては、昨年度より、ANA Xにて取り扱いを開始した「ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET(マルチカレンシーデビットカード)」および「ANAマイル付き外貨定期預金」に続き、第3弾の業務提携となる。
ANAファシリティーズは、ANAグループ内における不動産専門会社および保険代理店を担う会社として1961年に創業され、現在はグループ内だけでなくANAマイレージクラブ会員にも不動産関連サービスの提供を行っているという。
今回の提携によりソニー銀行の住宅ローンについての商品説明が可能となり、住宅ローンを含めたワンストップでの相談を受けたいというユーザーニーズにも応えることが可能になるとのことだ。
ソニー銀行の住宅ローンは、AI(人工知能)を活用した自動審査によるスピーディーな回答や、さまざまな疾病保障ニーズに合わせた団体信用生命保険などユーザーの多様なニーズに応える利便性の高い商品となっている。
申し込み後は、ユーザーが安心して手続きできるように、ユーザー1人ひとりに対して専任のローンアドバイザーがサポートするという。
なお、ソニー銀行は2020年9月30日をもって「ANAマイレージクラブ会員さま向けソニーバンク住宅ローン」の新規受け付けを終了しているが、今回の提携により、ユーザーは、ANAファシリティーズが取り扱う住宅ローンを利用することでANAファシリティーズよりANAマイルの特典を受けることができるとのことだ。
ANAファシリティーズが取り扱う住宅ローンの主な商品概要は以下。