ピクスタ、11月1日より従業員のリモートワークを支援 リモートワーク手当導入

写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」や家族・子供向け出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」を運営するピクスタは、11月1日より従業員のリモートワークを支援する福利厚生の一環として、リモートワーク手当(通称「ピクワク手当」)を導入すると発表した。

また、恒常化したリモートワーク主流の働き方に対応すべく、コアタイム(必ず勤務しなければならない時間帯)を廃した「スーパーフレックスタイム制」も開始。

育児中でやむを得ず「時短勤務」となっていた従業員にも適応されることで、労働時間の制限による減給をなくし、柔軟な働き方を実現するとのことだ。

新たに導入される福利厚生の概要は以下。

<新福利厚生の導入に伴い、以下の福利厚生は廃止>
近距離手当
会社から4.5km圏内に住む人には一律2.5万円を支給(交通費支給は無し)するもの。
ただし、2020年11月1日から1年間の執行猶予期間を設け、従業員の転居等の検討期間に対応。

ピクスタでは、新型コロナウイルス感染症拡大への対応のため、2020 年2月18日より全取締役及び従業員を対象に在宅勤務体制へ移行。業務体制の整備を進めてきたという。

一定期間の運用を経て、在宅勤務およびリモート体制が有効に機能し、業務効率を維持することが可能であると判断したため、2020年6月1日からは、コロナ情勢を鑑み、新しい生活様式にもとづいた「必要に応じた出社を容認しながらの在宅勤務」に緩和すると共に、従業員個人の個性や能力を活かし、状況や環境に左右されない「理念を体現する組織・働き方」の実現を目指し、在宅・リモートワークを主流とした体制へ移行する方針を決めたとのことだ。

これに伴い、本社の役割を従業員が集い働く場から、ピクスタの象徴とコミュニケーションの場と再定義し、2021年2月(予定)の本社オフィス縮小移転を決定。

こうした一連の「リモートワーク主流の働き方」の実現へと向かう中で、これまでの通勤を前提とした福利厚生を見直し、従業員が不自由なく、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、「自律自走」を実現してきた信頼を元に、柔軟な思考で新しい福利厚生の導入するに至ったとしている。

今後の方針として、2020年2月に予定している本社の縮小移転準備を進めると共に、今回導入する新たな福利厚生と合わせて、既存の概念に縛られることなく「働きがいと働きやすさ」を常時追求し、柔軟に対応していく方針であるとのことだ。

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