サンリオと、エイベックスの100%子会社、Avex Asia Pte. Ltd.(以下、エイベックス・アジア)は、サンリオが保有、新規開発するキャラクターを活用するライセンスビジネスに関する分野において、東南アジア地域を管轄する合弁会社をシンガポールに設立することを合意したことを発表した。
サンリオは、海外事業の中でもアジア地域のライセンスビジネス強化を目指し、特に成長著しい東南アジア地域での営業強化を模索してきたという。
一方、エイベックス・アジアは、日本のコンテンツを総合的に広げていくことを目的に設立し、アジア地域においてエイベックスの保有するIPのみならず、様々なIPを活用したイベント開催やグッズ販売などのライセンスビジネスを行ってきた。
今回、東南アジア地域におけるライセンスビジネスの拡大を目的に合弁会社を設立し、サンリオのキャラクタービジネス経験・ノウハウ、キャラクターブランド力等と、エイベックス・アジアが保有するビジネス経験・ノウハウ等を活用し、サンリオが保有、新規開発するキャラクターの価値最大化を図り、同地域での両社の事業展開を進めていくとのことだ。
将来的には、エイベックスが保有するIPとサンリオが保有、新規開発するキャラクターのコラボレーションなどの展開も検討するとしている。