渋谷区とサッポロビール、ポニーキャニオン、favyが共同で推進する飲食店支援プロジェクトにおいて、渋谷区内の飲食店利用を促進する目的で、飲食店サブスクリプションサービスを実施することが決定したと発表した。
favyでは、渋谷区が主導する「飲食店サブスクリプション事業」において、渋谷エリアの飲食店を横断的に利用できるサブスクリプション「渋パス〜美味しい渋谷区パスポート〜」を実施。
会員になった利用客が店に来店した際に「渋パス」を提示すると、ドリンク1杯無料などの店舗ごと特典を得ることが可能。
渋谷区の飲食店は「渋パス」を導入することで、新規顧客獲得や常連顧客化が期待できるほか、会員が来店する都度、一定の売り上げが期待できるという。
また会員券の売上の一部は、加盟飲食店に還元されるため、飲食店の収益改善にも繋がるとのことだ。
なお同キャンペーンでは飲食店はツール利用料の負担なく参加することができる。
参加店舗の募集受付は10月29日より開始し、会員券の申し込み及び利用期間は11月19日より2021年3月31日としている。
会員券価格は、月額750円。渋谷区内の飲食店が対象となる。
今回の取り組みと「GoToEatキャンペーン」との違いについて、「渋パス〜美味しい渋谷区パスポート〜」は、渋谷区の飲食店を対象としたサブスクリプション(月額定額制)のサービスとなり、飲食店にとって継続的な売上の仕組を作ると共に、来店客の常連化のきっかけとなる施策となることを目指している点にあるとしている。