ユニファ、保育施設を対象とした研修プログラムを実施 ニューノーマルな時代の保育へ

テクノロジーで保育と社会を変えるユニファは、11月28日、全国の保育施設300施設を対象とした、全4回ワークショップ形式の研修プログラム「往還型ドキュメンテーション研修~ニューノーマルな時代の保育~」をオンラインにて実施すると発表した。

昨今の状況下におけるニューノーマルな保育の変化により、保育の振り返りの記録手段として写真の活用は更に注目をされている。

また、厚生労働省の報告書にも日々の子ども達の活動を写真で撮影し、保育者のコメントを加える「ドキュメンテーション」の実践が保育の魅力の発信の手段の例としてあげられるなど、今後さらに重要な手段となっていくことが予測されるという。

一方で、保育者の業務負荷も課題であり、ICTなどの活用により業務を効率化しながら、保育の質をより高めていくことが求められているとのことだ。

ユニファでは、AIなど最新のテクノロジーを通じて保育現場の抱える各課題の解決に取り組んでおり、保育の質の向上を推進する次世代型保育施設「スマート保育園®」を展開している。

020年7月より、ユニファが提供する保育ICTサービス「キッズリー」を含むIoTやAIを活用した保育・子育て支援サービス「ルクミー」シリーズを導入した、「スマート保育園®」の実現を全国のモデル園とともに目指してきたとのことだ。

モデル園での実践を通じて、日々の保育に「ルクミー」シリーズを取り入れることで、保育現場の業務の負担軽減に繋がり、保育者のやりがいや保育の質の向上に貢献できていることが検証の結果として実証されたという。

なお、今回の研修では、「スマート保育園®」のモデル園での成果発表を行うとともに、ICT・ドキュメンテーション導入の事例共有を行う。

また、白梅学園大学名誉教授の無藤隆氏と玉川大学教授の大豆生田啓友氏による講演、保育のデザイン研究所の川辺尚子氏監修による写真を使ったワークショップ形式の全4回の往還型研修を行うとのことだ。

ユニファは、今回の研修を通じて、テクノロジーの導入のみでなく、その後の活用を見据えた支援を行っていくとし、今後も保育現場の課題理解そして各課題の解決を支援し、保育者が保育を楽しみ、子ども達と向き合う時間を増やすことができるよう労働環境改善のサポートに取り組んでいくとしている。

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