デサントジャパンは、アウトドアブランド「マーモット」の直営店3店舗で、日本環境設計が推進する「BRING」と連携し、シャツ、ジャケット、パンツなどの衣料品の回収を開始すると発表した。
「BRING」は、日本環境設計が様々な企業および顧客と連携して実施する、地球の未来のために繊維製品を地球の資源へとリサイクルするプロジェクト。
プロジェクト参加企業が、顧客から不要な繊維製品を回収し、日本環境設計が、回収された繊維製品を原料や自動車内装材などにリサイクル、まだ使える物については、寄付やリユースをしている。
アパレル産業においては、近年大量生産・大量廃棄が環境に与える影響が大きいことが問題視されており、同社は、「マーモット」の直営店3店舗の店頭で、ブランドを問わず不要になった衣料品の回収をスタート。
また、先着500名に再生ポリエステル素材の環境に配慮した無染色エコバッグをプレゼントするキャンペーンも実施するという。
回収した衣料品は、日本環境設計により繊維製品の原料や自動車内装材などに再生されるとのことだ。
衣料品回収の概要は以下となる。
マーモット直営店3店舗の店頭で、2020年10月31日から、不要になった衣料品を、ブランド問わず回収。
回収店舗:Marmot みなとみらい(横浜市)、Marmot 大阪(大阪市)、Marmot愛知東郷(愛知郡東郷町)
回収開始日:2020年10月31日
回収対象となる衣料品:不要になったTシャツ、ジャケット、パンツ等の衣料品(洗濯済みのもの)
回収方法:店頭に設置した専用のボックスで回収
なお、未使用品およびソックス、キャップ、ベルトなどの小物は対象外としている。