日本ユニシスは、法人向けに提供している通信型ドライブレコーダー「無事故プログラムDR」に、SDカードを抜かずに常時録画映像を確認する機能を新たに追加し、10月22日から提供を開始したと発表した。
新機能は、GPS による1分間毎の位置情報の送信を基にドライブレコーダーのSDカードに記録された常時録画映像がLTE回線経由でアップロードし、「運行経路」上に反映されるため、Web サイトに 表示される地図上の走行ルートから地点・時間を選択するだけで、SDカードを抜かずに最大4分間の 映像を取得することができるという。
ドライブレコーダーのSDカードに記録された常時録画映像は回線経由でアップロードされ、「無事故プロ グラムDR」管理サイトの「運行日報」機能の「運行経路」画面より、映像を確認したい地点を選択するだ けで、最大4分間の映像を取得可能。
「危険通報」画面よりプルダウンで「常時録画」を選択し、アッ プロードされた常時録画映像の確認もできるという。
万が一事故が発生した際、取得したい映像の時間が分からなくても、地図上の走行ルートから選択でき、事 故発生地点および発生時前後の映像の確認可能とのことだ。
また、日常同じ経路を運行しているドライバーに対し、地図上から同じ場所の運転が良いドライバーと運転 が悪いドライバーの常時録画映像を比較し、危険ドライバー、新人ドライバーに対する安全教育に役立てることもできるという。
ドライバーの日常運転録画が開始日時と終了日時を直接入力するだけで、取得したい映像(最大4分間)がアップロードされ、確認できる。
日常運転録画の確認により、あおり運転など危険運転防止の効果が期待できる。
更に、車内カメラを併用することにより通常運転時の脇見運転、ながら運転の把握にも活用でき、 ドライバーの安全運転管理をすることが可能になるとのことだ。