ソフトバンクは、WalkMeが提供するDXを加速するデジタル定着化支援ソリューション「WalkMe(ウォークミー)」を、法人に活用してもらうための、サポートプログラムの提供を開始した。
WalkMeは、2011年にイスラエルで創業したWalkMe Inc.が開発したデジタル定着化支援ソリューション。
WalkMeは、ウェブサイトやソフトウエア、アプリ上でユーザーが行う操作を画面上で分かりやすく適切にナビゲートする他、データ入力や画面操作の自動化機能などを活用して、デジタルの定着を促進する。
主に、ユーザーがウェブサイトやソフトウエア、アプリを簡単に利用できるよう、豊富な機能でUX(ユーザーエクスペリエンス)を改善するという。
企業のDXの推進には、さまざまなシステムやツールの活用が不可欠となっている。
しかし、企業内のシステムやユーザーへのサービス提供において、利用するシステムやツールが増加し、UI(ユーザーインターフェース)の更新も頻繁に発生する中、ユーザーから「操作が複雑で分からない」「細かいマニュアルを読むのが面倒」「利用方法の習得が負担」などの声が挙がることも増えている。
また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でテレワークが普及し、企業において遠隔・非対面でのニューノーマルな働き方が求められ、それをサポートする情報システム部門の負担も課題となっているという。
ソフトバンクは、WalkMeのライセンスの販売を2020年4月から行ってきたが、ライセンスに加えて、導入前後の活用サポートプログラムを独自で提供するという。
プログラムには、早期導入と、継続・定着化をそれぞれ支援する2種類のサービスがあり、ソフトバンクは、このプログラムの提供を通して、DX推進に貢献するとのことだ。