ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)は、ソリトンの無線LAN接続のための認証アプライアンス「NetAttest EPS」で、Chromebookに電子証明書を配布する機能を新しく開発し、提供すると発表した。

Chromebookは、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」において、児童生徒1人1台端末の有力な候補として注目され、多くの学校で採用されつつある。

今回、NetAttest EPS がChromebookに対応することで、同端末への電子証明書の配布を安全かつ効率的に行えるようになったとのことだ。

いままで特に困難であった、大量の共用端末への証明書配布も簡素な操作で完了することができるという。電子証明書を配布されたChromebookは正しい端末として無線LANを利用できる一方、その他の端末は不適切な端末として即区別されるという。

提供を開始するChromebookへの電子証明書配布の仕組みは、奈良市教育委員会でいち早く評価、本番環境で利用する約23,000台のChromebook端末への配布を実現。NetAttest EPS は、以前より無線ネットワークのセキュリティ基盤として奈良市をはじめ多くの教育機関で活用されているとのことだ。