HOGUGUテクノロジーズは、三井住友海上火災保険(以下、三井住友海上)と連携し、HOGUGUアプリを利用するセラピストを対象とした「セラピスト保険」の提供を開始すると発表した。

セラピスト保険は、同社が展開するHOGUGUにおいて、セラピストがリラクゼーションサービス中のトラブルを補償する保険制度で、HOGUGUに登録済みのセラピストやアプリ利用する顧客は無償で同制度を受けることが可能となっている。

HOGUGUは、アプリを使った訪問型リラクゼーションサービス。自宅で仕事終わりに、家事や育児の合間に、宿泊先のホテルに、そしてオフィスにも、アプリを使って手軽にセラピストを呼ぶことができる。

HOGUGUでは、セラピストは登録時に実技面接や実技セミナー等を実施しサービス品質担保によるセラピストの地位向上やセラピストの働き方改革を目指している。

今回、セラピストの負担軽減を目的に、三井住友海上と提携し、業界の通例ではセラピスト負担となっていた訪問リラクゼーションサービス中の偶発的な事故や不測な事態への補償を対象にしたセラピスト保険を提供する。

成熟市場であるリラクゼーション業界では、“業務委託契約で完全歩合制”という厳しい労働環境を強いられることが多く、セラピストの賃金低下や離職率の高さ、そして担保されない業務での事故リスク等が問題となっている。

リラクゼーション業界全体で、セラピストの労働条件と環境の改善が急務であり、セラピストの新たな働き方として店舗や時間/シフトに縛られない働き方に急速に移行している傾向にある。

このような状況の中、HOGUGUではリラクゼーションのオープンプラットフォームとして安定的な仕事の場を提供するとともに、セラピスト保険をはじめセラピストの働き方改革、リラクゼーション業界のさらなる発展に尽力するとのことだ。