東京都「パーク・ストリート東京」開始 車から人へのまちづくりを推進

東京都が地域団体や地元区市等と連携し、一体的に広報・周知する「パーク・ストリート東京」を開始することを発表した。

パーク・ストリート東京とは、道路空間を活用し、人が歩いて楽しむまち創出する取組を一体的に展開するための事業。

東京都は従来より、2040年代に目指す東京の姿「ビジョン」と、その実現のために2030年に向けて取り組むべき戦略を示した「『未来の東京』戦略ビジョン」の「戦略9 都市の機能をさらに高める戦略」において、「人中心の歩きやすいまちづくりプロジェクト」として車から人中心へのまちづくりを目指すとしてきた。

その一環として、道路空間を活用した、人が歩いて楽しむまちを創出する取組を推進しているという。

今回開催されるパーク・ストリート東京は、withコロナの新しい日常への対応も踏まえ、この取組をさらに拡大していくためのものになるとのことだ。

実施期間は10月30日から東京2020大会まで。池袋グリーン大通りなど、地域団体や地元区市等が活動を進めている地区で順次展開予定だという。

なお、実施期間以降も区市等への技術的支援等は継続していくとしている。

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