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ホンダアクセスは、2020年9月18日から9月23日の6日間、自家用車を持っている20歳~69歳のドライバー1,000人に対し「秋レジャーと交通安全に関する調査2020」をインターネットリサーチで実施し、有効サンプルを集計し、結果を発表した。
ホンダアクセスは、Honda車をさらに魅力的・快適・安全にする製品を提供している。なお、同調査はネットエイジアが協力しているとのことだ。
今年の秋のレジャー
今年の秋はどのような秋にしたい? TOP4は「食欲の秋」「行楽の秋」「読書の秋」「ドライブの秋」
自家用車を持っている20歳~69歳のドライバー1,000名(全回答者)に、今年の秋の過ごし方について質問。
「食欲の秋」(40.3%)が最も高く、「行楽の秋」(20.0%)、「読書の秋」(19.4%)が続いた。秋の味覚を楽しんだり、自然と触れ合ったり、本を読んだりしたいという人が多いことが分かる。
以降、「ドライブの秋」(18.6%)、「睡眠の秋」(16.5%)、「スポーツの秋」(14.3%)、「芸術の秋」(10.9%)、「勉強の秋」(6.3%)となり、男女・年代別にみると、「食欲の秋」は20代女性(53.0%)、「行楽の秋」は60代男性(36.0%)が、それぞれ他の層と比べて高くなったとのことだ。
今年の秋レジャーの予算 1回あたり平均10,080円
今年の秋レジャーの予算(1回あたり)を聞いたところ、「5千円未満」(37.6%)が最も多くの回答を集め、「5千円~1万円未満」は24.4%、「1万円~3万円未満」が21.9%となり、平均は10,080円という結果に。
今年の秋にクルマで行きたいレジャー 1位「食べ歩き」2位「温泉街散策」3位「紅葉狩り」4位「果物狩り」
続いて、今年の秋にクルマで行きたいと思うレジャーを聞いたところ、「食べ歩き」(26.1%)が最も高く、次いで、「温泉街散策」(23.8%)、「紅葉狩り」(21.5%)となった。
ドライブ先で、秋のグルメや湯けむり情緒、美しい景色を楽しみたいという人が多いようで、以降、「果物狩り」(15.9%)、「神社仏閣・城見学」(15.1%)が続く結果に。
男女・年代別にみると、「食べ歩き」は20代女性(42.0%)、「温泉街散策」と「紅葉狩り」は60代男性(それぞれ41.0%、42.0%)、「果物狩り」は20代女性と30代女性(いずれも28.0%)、「水族館・動物園」は30代女性(25.0%)が、それぞれ他の層と比べて高いことがわかった。
また、今年の秋に、グルメドライブ(食べ歩きが目的のドライブ)で食べに行きたいと思う秋の味覚を聞いたところ、「梨」(27.7%)と「ぶどう」(27.6%)が高く、秋に旬を迎えるフルーツをグルメドライブで味わいたいという人が多いことがわかった。
以降、「栗」(23.8%)、「新そば」(21.7%)、「松茸」(19.7%)が続き、男女別にみると、「栗」は女性では29.2%と、男性(18.4%)と比べて10.8ポイント高い結果に。
女性には、モンブランやマロングラッセなど、栗を使ったスイーツを楽しみたいという人が多いのではないかと推測されるとのことだ。
車中泊に関する意識・実態
「車中泊をしたことがある」34%、50代男性では50%
現在、旅行・レジャーの際に“3密”(密閉・密集・密接)を避けて寝泊まりをする方法の1つとして、車中泊に注目が集まっている。
全回答者に、これまでに車中泊をしたことがあるか聞いたところ、「したことがある」は34.1%、「したことはない」は65.9%となった。
男女・年代別にみると、車中泊をしたことがある人の割合は女性と比べて男性のほうが高い傾向がみられ、50代男性(50.0%)で最も高くなったという。
車中泊をしたときのクルマ TOP3「ミニバン」「軽自動車」「コンパクトカー」
車中泊の経験がある人(341名)に、自身が経験した車中泊について質問。どのようなクルマで車中泊をしたか聞いたところ、「ミニバン」(31.4%)が最も高く、車中泊には、車内空間の広いミニバンが多く利用されているという。
以降、「軽自動車」(20.5%)、「コンパクトカー」(17.3%)、「ステーションワゴン」(16.1%)、「セダン」(12.6%)が続いた。
また、どのような場所で車中泊をしたか聞いたところ、「道の駅」(45.2%)が最も高く、次いで、「高速道路のサービスエリア・パーキングエリア」(40.2%)、「観光地やイベント会場の駐車場」(19.4%)、「車中泊OKの駐車場」(18.5%)、「キャンプ場」(18.2%)という結果に。
車中泊をしようと思ったきっかけ 1位「安く旅行・レジャーをしようと思った」
車中泊をしようと思ったきっかけを聞いたところ、「安く旅行・レジャーをしようと思った」(32.6%)が最も高く、費用を抑える目的で車中泊をしたという人が多いことが分かった。
以降、「時間に縛られず旅行・レジャーをしようと思った」(19.4%)、「宿を気にせずあちこち回れる旅行・レジャーをしようと思った」(18.5%)が続き、旅行・レジャーのプランを柔軟に変えられる点をメリットと感じ車中泊を選んだという人も少なくないことも明らかとなった。
また、そのほか、「災害時の避難として車中泊を経験した」は4.1%と、災害時の避難がきっかけだったという人も。
車中泊をしたときに困ったこと TOP3「寝ても体が休まらない」「寝られない」「車内の温度調整ができない」
車中泊をしたときにどのようなことで困ったか聞いたところ、「寝ても体が休まらない」(55.1%)が最も高く、次いで、「寝られない」(27.0%)、「車内の温度調整ができない(寒い・暑い)」(24.3%)となり、睡眠環境や車内の温度環境が不満点になることが多い結果に。
男女別にみると、女性では「お風呂がない」は24.6%、「トイレが近くにない」は20.1%と、男性(18.8%、15.0%)と比べてそれぞれ5ポイント以上高い結果となった。
車中泊経験者が車中泊で役立つと思うアイテム・カー用品
続いて、クルマで使うアイテム・カー用品について質問。全回答者(1,000名)に、クルマで使うために持っているアイテム・カー用品を聞いたところ、「スマートフォン充電ケーブル」(16.8%)が最も高く、次いで、「懐中電灯」(15.2%)、「ブランケット」(15.0%)、「除菌シート・スプレー」(12.9%)、「クッション」(12.1%)と並んだ。
車中泊の経験がある人(341名)に、持っていると車中泊の際に役立つと思うアイテム・カー用品を聞いたところ、「ブランケット」(34.9%)が最も高く、次いで、「クッション」(31.4%)、「寝袋」(26.4%)となった。
実際に車中泊を行ってみて、温度調節を行うためのアイテムや、寝心地を良くするためのアイテムがあると、車中泊を満喫できると感じた人が多いのではないかと推測されるとしている。
男女別にみると、女性では「ブランケット」は46.3%、「クーラーボックス」「カーテン・プライバシーシェード」は31.3%、「LEDランタン」は32.1%と、男性(それぞれ27.5%、21.3%、19.8%、17.9%)と比べて10ポイント以上高くなったとのことだ。
「今後も車中泊をしたい」車中泊経験者の38%、30代では58%
車中泊の経験がある人(341名)に、今後も車中泊をしたいと思うか聞いたところ、「非常にしたいと思う」は11.1%、「まあしたいと思う」は27.3%で、合計した『したいと思う(計)』は38.4%となった。
年代別にみると、『したいと思う(計)』と回答した人の割合は若年層で高い傾向がみられ、20代では52.5%、30代では58.1%に。
交通安全に関する意識・実態
運転中に心がけていること TOP3「車間距離をとる」「スピードを出しすぎない」「急のつく運転をしない」
全回答者(1,000名)に、普段、どのようなことを心がけて運転しているか質問。
「ゆとりをもった車間距離をとる」(51.9%)が最も高く、次いで、「スピードを出しすぎない」(50.0%)、「急のつく運転をしない(急発進・急ブレーキ・急ハンドルなど)」(46.1%)、「ウインカーは早めに出す」(42.8%)、「むやみに追い越しをしない」「譲り合いの気持ちを持つようにする」(いずれも41.2%)と日頃から安全運転や余裕を持った運転を意識・実践している人が多いことが分かる結果となった。
男女別にみると、女性では「スピードを出しすぎない」は55.2%、「むやみに追い越しをしない」は47.0%、「譲り合いの気持ちを持つようにする」は47.2%、「慣れた道でも油断しない」は46.8%と、男性(それぞれ44.8%、35.4%、35.2%、33.4%)と比べて10ポイント以上高くなったという。
「今年の6月30日、あおり運転に対する罰則を強化した改正道路交通法が施行されたこと」認知率82%
また、全回答者(1,000名)に、今年の6月30日から、あおり運転に対する罰則を強化した改正道路交通法が施行されていることを知っていたか聞いたところ、「内容を詳しく知っていた」は22.9%、「なんとなく知っていた」は58.9%で、合計した『知っていた(計)』は81.8%に。
“あおり運転”は、道路での交通の秩序を乱し、重大な交通事故につながる極めて悪質・危険な行為であるが、これまで直接取り締まる規定はなく、厳罰化により、あおり運転は“妨害運転罪”にあたる行為となり、1回の違反で免許取消処分と刑事罰が科されるという。
年代別にみると、『知っていた(計)』と回答した人の割合は年代が上がるにつれ高い傾向がみられ、60代では90.0%という結果となった。
「今年の7月2日、危険運転の適用範囲を拡大する改正自動車運転処罰法が施行されたこと」認知率75%
さらに、7月2日から、危険運転の適用範囲を拡大する改正自動車運転処罰法が施行されていることを知っていたか聞いたところ、『知っていた(計)』は74.7%に。
走行する自動車の前で停止するなど著しく接近する行為や、高速道路や自動車専用道路で停車するなどの方法で走行中の自動車を停止・徐行させるような行為などをした場合、危険運転として刑事処分の対象となるとのことだ。
年代別にみると、『知っていた(計)』と回答した人の割合は、これについても60代(83.5%)が最も高い結果となった。
あおり運転厳罰化以降、運転環境に変化は? 「6月以前より危険な運転をするクルマが減ったと感じる」3割
全回答者(1,000名)に、普段運転していて、6月以前より危険な運転をするクルマが減ったと感じるか聞いたところ、「非常に減ったと感じる」は3.9%、「やや減ったと感じる」は26.7%で、合計した『減ったと感じる(計)』は30.6%。
「全く減ったと感じない」は14.1%、「あまり減ったと感じない」は55.3%で、合計した『減ったと感じない(計)』は69.4%となった。
あおり運転等の危険な運転をするクルマが減ったと実感している人は3割にとどまり、継続的な啓蒙活動や追加的安全対策の必要性が感じられる現状であることがわかった。
また、居住地域別にみると、『減ったと感じる(計)』と回答した人の割合は、北海道・東北(20.5%)が最も低い結果となった。
「運転していてヒヤリとした経験がある」65%、九州・沖縄では70%
全回答者(1,000名)に、運転をしていてヒヤリとした経験があるか聞いたところ、「経験がある」は65.0%、「経験はない」は35.0%となり、“危うく交通事故になるところだった”と運転中にヒヤリとした経験のあるドライバーは多いことが明らかとなった。
居住地域別にみると、ヒヤリとした経験がある人の割合は九州・沖縄(69.9%)が最も高く、次いで、北陸・甲信越(68.6%)、近畿(68.3%)。
運転中のヒヤリ経験 TOP2「前のクルマに追突しそうになった」「すれ違うクルマと接触しそうになった」
運転をしていてヒヤリとした経験がある人(650名)に、ヒヤリとした経験の内容を質問。
「前のクルマに追突しそうになった」(29.7%)が最も高く、以降、「すれ違うクルマと接触しそうになった」(24.3%)、「飛び出してきた人と接触しそうになった」(23.1%)、「車線変更時に他のクルマと接触しそうになった」(20.5%)、「カーブで車線をはみ出しそうになった」(17.7%)が続いた。
秋レジャー・交通安全運動と芸能人・アニメキャラ
一緒に紅葉狩りに行きたい芸能人 男性回答1位「新垣結衣さん」、女性回答1位「佐藤健さん」「明石家さんまさん」
全回答者(1,000名)に、一緒に紅葉狩りに行きたい芸能人を聞いたところ、男性回答では1位「新垣結衣さん」、2位「綾瀬はるかさん」、3位「石原さとみさん」、女性回答では1位「佐藤健さん」「明石家さんまさん」、3位「横浜流星さん」という結果に。
一緒に秋の味覚を味わうバーベキューを楽しみたい芸能人 男性回答・女性回答とも1位「ヒロシさん」
また、一緒に秋の味覚を味わうバーベキューを楽しみたい芸能人を聞いたところ、男性回答・女性回答とも1位はキャンプ好き芸人として知られる「ヒロシさん」。
以降、男性回答では2位「新垣結衣さん」、3位「明石家さんまさん」、女性回答では2位「ヒロミさん」、3位「明石家さんまさん」となった。
交通安全運動のイメージキャラクターになってほしい芸能人 男性芸能人1位「明石家さんまさん」「木村拓哉さん」「嵐」、女性芸能人1位「綾瀬はるかさん」
さらに、全回答者(1,000名)に、交通安全運動のイメージキャラクターになってほしい芸能人を聞いたところ、男性芸能人では1位「明石家さんまさん」「木村拓哉さん」「嵐」、女性芸能人では1位「綾瀬はるかさん」、2位「新垣結衣さん」、3位「橋本環奈さん」という結果に。
交通安全運動のイメージキャラクターになってほしいアニメキャラ TOP5「ドラえもん」「江戸川コナン」「アンパンマン」「竈門炭治郎」「ピカチュウ」
また、交通安全運動のイメージキャラクターになってほしいアニメキャラを聞いたところ、「ドラえもん」がダントツ、2位「江戸川コナン」、3位「アンパンマン」、4位「竈門炭治郎」、5位「ピカチュウ」という結果となった。
調査概要
調査タイトル :秋レジャーと交通安全に関する調査2020
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする自家用車を持っており、運転することがある20歳~69歳の男女
調査期間:2020年9月18日から9月23日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1,000サンプル(男女・各年代が均等になるように抽出)
実施機関:ネットエイジア