リクルートマーケティングパートナーズが企画運営する結婚情報誌「ゼクシィ」では、新婚カップルの結婚スタイルについて詳細に把握するために、毎年「結婚トレンド調査」を実施し、その結果を発表した。
調査結果はいかになる。
- 挙式、披露宴・ウエディングパーティの総額は362.3万円
- 消費税増税による影響をみると、7割以上が「特に変更しなかった」と回答
- 挙式、披露宴・ウエディングパーティにおけるカップルの自己負担額は154.6万円
- 挙式形式は「人前式」が増加の兆し
挙式、披露宴・ウエディングパーティの総額は362.3万円
挙式、披露宴・ウエディングパーティ総額は362.3万円で、昨年の調査から7.4万円増加。
披露宴・ウエディングパーティの招待客人数は66.3人。
招待客別の披露宴・ウエディングパーティの招待客人数は、「親族」が年々減少傾向。
招待客1人あたりの挙式、披露宴・ウエディングパーティ費用は6.9万円、1人あたりの料理+飲み物費用の合計は19.3千円で、ともに年々増加傾向。
消費税増税による影響をみると、7割以上が「特に変更しなかった」と回答
消費税増税による挙式、披露宴・ウエディングパーティの変更点をみると、「特に変更しなかった」と回答した人が72.5%。
挙式、披露宴・ウエディングパーティにおけるカップルの自己負担額は154.6万円
ご祝儀総額は227.8万円で、昨年の調査から3.5万円増加。挙式、披露宴・ウエディングパーティにおけるカップルの自己負担額は154.6万円で、2014年調査から29.6万円増加。
挙式、披露宴・ウエディングパーティの費用としての親・親族からの援助があった人は71.3%で、2014年調査から3.8ポイント増加。援助総額は172.1万円で、2014年調査から14.4万円増加。
挙式形式は「人前式」が増加の兆し
挙式形式は「人前式」が28.5%で2014年調査から4.3ポイント増加。一方、「キリスト教式(教会式)」は51.7%で2014年調査から3.8ポイント減少。
挙式、披露宴・ウエディングパーティの演出を決定する際に心がけたことを挙式形式別にみると、全国(推計値)に比べて、人前式実施者は「形式にとらわれないこと」(10.5ポイント差)、「アットホームなムードになること」「列席者も参加できるようにすること」(ともに8.6ポイント差)、「ありきたりにならないこと」(5.7ポイント差)、「自分らしさを表現できること」(5.1ポイント差)の割合が高い。
【調査方法】 郵送法
【調査期間】 2020年4月6日~5月14日
【調査対象】 北海道、青森・秋田・岩手、宮城・山形、福島、茨城・栃木・群馬、首都圏、新潟、長野・山梨、富山・石川・福井、静岡、東海、関西、
岡山・広島・山口・鳥取・島根、四国、九州の『ゼクシィ』読者およびネット会員のうち、2019年4月~2020年3月に挙式または披露宴・
ウエディングパーティを実施した人
※2019年4月~2020年3月に結婚・結婚予定があった『ゼクシィ』読者およびネット会員に対して、地域ごとにランダムサンプリングし、調査票を郵送。調査票への記入は妻に依頼。
調査票発送数:15478件 調査票回収数: 5563件 回収率: 35.9%
【集計サンプル数】
計5392人〔北海道:299人、青森・秋田・岩手:149人、宮城・山形:222人、福島:161人、茨城・栃木・群馬:319人、
首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉) :911人、新潟:132人、長野・山梨:195人、富山・石川・福井:180人、静岡:182人、
東海(愛知・岐阜・三重):776人、関西(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山):858人、岡山・広島・山口・鳥取・島根:295人、
四国(愛媛・香川・徳島・高知):173人、九州(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島):540人〕
- <参照元>
- リクルート『結婚トレンド調査2020』