観光庁は、ワーケーション・ブレジャー等の普及・促進に向け、「新たな旅のスタイル」に関する検討委員会を開催すると発表した。
テレワークなどの働き方の多様化も踏まえ、ワーケーション・ブレジャー等の「新たな旅のスタイル」を普及し、より多くの旅行機会の創出や観光需要の平準化に繋げるため、有識者、関係省庁、経済界、観光関連業界等の様々な関係者から成る「「新たな旅のスタイル」に関する検討委員会」を設置し、「新たな旅のスタイル」の普及・促進を図るとのことだ。
従来の日本の旅のスタイルは、特定の時期に一斉に休暇取得する、宿泊日数が短いといった特徴があり、旅行需要が特定の時期や場所に集中して混雑や密が生じやすい特徴があるとともに、国内旅行消費額の伸び悩みにもなっているという。
また、休暇取得の促進・分散化にも資するワーケーション・ブレジャー等の「新たな旅のスタイル」の普及・促進にあたっては、企業(送り手側)、地域(受け手側)とも連携しながら取組を進めていくことが重要であるとのことだ。
観光庁はこうした「新たな旅のスタイル」の普及に向けた取組の方向性や具体的な取組内容について検討を行うとともに、関係者間の情報共有を図るため、有識者および関係省庁、経済界、観光関連業界等による検討委員会を開催する。
概要は以下。
- 日時:10月23日15時30分から17時30分
- 会場:航空会館701+702号室(東京都港区新橋1-18-1)
- 議題:
(1)同会議の設置趣旨について
(2)「新たな旅のスタイル」の概要説明
(3)構成員の取組事例紹介
(4)その他 - 構成員:有識者、自治体、経済団体、観光業界、関係省庁
報道機関による取材については、傍聴不可。ただし、冒頭のみカメラ撮り可とするとのことだ。