FRONTEOと日本マイクロソフトは、社会的な課題となっている高齢化による医療・介護リスクへの対応と、課題解決につながるソリューションの提供に向け協業を開始すると発表した。
協業の第一弾として、FRONTEOは、クラウドプラットフォームMicrosoft Azure上でFRONTEOの認知症診断支援AIシステムを開発。
このシステムは、専門的な会話や問診でなく、ごく自然な会話を通じて認知症の診断をサポートすることで、高齢化の急速な進展にともなって増加する潜在的な認知症患者を早期に発見し、早期に専門的な医療機関での治療につなげることを可能とするとのことだ。
同システムは、全国の病院、診療所に提供すべく、他に類を見ない言語系 AI 医療機器として薬事承認の取得を目指しているとのことだ。
両社は今後、創薬・介護の領域でのAIソリューションを開発することで、超高齢化社会における医療・介護リスクへの対応を進め、医療分野におけるデジタルトランスフォーメーションを推進していくとしている。