旭化成ファーマ、従業員を対象とした骨粗鬆症検診を導入

旭化成ファーマは、旭化成グループで推進している健康経営の取り組みに加え、骨粗鬆症の治療薬を提供する企業の健康経営実践の一環として、40歳以上の同社従業員とその配偶者を対象に骨粗鬆症検診(DXA検査)の費用補助を行い、骨の健康を見守る取り組みを10月20日より開始したと発表した。

骨粗鬆症検診(DXA検査)補助制度の概要は以下。

日本では、骨粗鬆症の患者がおよそ1,280万人存在するといわれており、骨粗鬆症は痛み等の自覚症状がないことも多く、適切な予防やケアがなされないことも少なくないという。

将来のフレイル、ロコモティブシンドローム等の原因疾患としても注目されている骨粗鬆症および骨粗鬆症による骨折の予防は極めて重要であり、今回の取り組みにより、同社が提供している「健康」という価値について、全ての従業員の骨を含む健康に対する意識・リテラシーを高めたいと考えているとのことだ。

また、その上で、従業員とその家族が将来の骨粗鬆症のリスクに備え、健康な生活の支えとなる、丈夫な骨、足腰をつくるきっかけにしたいと考えているとしている。

同社は、今回の取り組みで得られる骨密度、健康意識などのデータを蓄積し、従業員の骨の健康を見守るとともに、このデータの活用方法についてもさまざまな検討を行い患者のさらなるQOL向上につなげていきたいとのことだ。

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