東京メトロは、ウィズコロナ・ポストコロナにおいても「選ばれる鉄道会社」となるため、3つのキーワード「安心な空間」「パーソナライズド」「デジタル」を設定している。

今回、「デジタル」を推進する取組みとして、ゲシピと東京メトロ沿線およびオンライン上でのeスポーツジム事業の展開に向けて業務提携したと発表した。

東京メトロでは、東京メトログループの保有する経営資源とスタートアップ企業のアイデアを組み合わせ、新たな価値を共創することを目的としたオープンイノベーションプログラム「Tokyo Metro ACCELERATOR(東京メトロアクセラレーター)」を2016年度から実施しており、外部連携による新たな価値の提供を目指している。

また、東京メトロアクセラレーター2019の最終審査通過企業であるゲシピは、eスポーツトレーニングジムやeスポーツクラブ活動ツール「eブカツ」などの「eスポーツ教育プラットフォーム」を展開。

誰でも簡単にeスポーツに取り組めるような情報・サービスを提供することでeスポーツの裾野を広げ、人々の人生を豊かにすることを目指しているという。

今回両社は、国際都市東京から新たなeスポーツカルチャーを発信すべく東京メトロ沿線でのeスポーツジム事業の本格的な事業化に向けて業務提携に至ったとのことだ。

両社は、2020年度中のeスポーツジム事業開始を予定。今後の事業展開としては、eスポーツジム事業を想定。事務店舗もしくはオンラインにて、以下のような会員向けサービスを提供予定としている。

  • ジム店舗
    • eスポーツ指導
    • eスポーツ英会話
    • eスポーツ自主練習利用
  • オンライン
    • eスポーツ指導

東京メトロは「デジタル」を活用したeスポーツジム事業を通して、新たな体験やつながり、文化の創出を目指し、東京を”走らせる”新たな価値の提供に挑戦していくとしている。