ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城では、10月31日18時から20時まで、『よみがえれ首里城』希望のライトアップを実施することを発表した。
5階から18階までの首里城側の客室の照明を首里城正殿を模した形と「GO!」の文字に点灯し、首里城復興への願いを発信するという。
2019年10月31日の未明、首里城は大規模な火災によって美しい正殿をはじめ多くの建造物と貴重な文化財が失われた。
同ホテルは今回、この“沖縄の象徴、県民の心のよりどころ”に物理的に最も近いホテルであり、かつその名がついているホテルとして、ちょうど火災から1年を迎える日にこのライトアップを企画いたしたとのことだ。
首里城に近い側の客室を使って実施し、首里城への畏敬の念を表すとしている。
また同日、時刻をほぼ同じくして開催される「首里城 うむいの燈(あかり)ランタンウォーク」では、“首里城再建を願う気持ちを、沖縄の元気に変えていこう”の意思を表明するランタンのあかりを手にした参加者が、ライトアップ中の同ホテルの前を通行する。
首里城公園では「首里城 うむいの燈ランタン夜市」や「首里城プロジェクションマッピング」が開催され、そして同ホテルのライトアップと、首里はこの日、光の演出が象徴的なイベントが重なるという。
同ホテルは、「今年は新型コロナウイルス感染症の流行により、未だ甚大な数の方々が各地で大変な思いをされています。私たちはこの『光』で沖縄の“ひやみかち”の精神と心意気を、苦しい最中にある方々にもお届けし、すこしでも心を明るくするお手伝いができればと願っています。」とコメントしている。