アイリスグループの東京アンテナオフィスは、WELL認証の運営機関であるIWBI(the International WELL Building Institute)が新しく公開したWELL Health-Safety Rating(WELL健康安全性評価)を日本で2番目に取得したと発表した。

WELL Health-Safety Ratingは、新型コロナウイルスに対応した施設運営格付けシステムでエビデンスに基づき、従業員や来訪者などの健康と安全に配慮したファシリティであることを評価する、第三者検証によるグローバル基準の評価。

今回、認証取得した東京アンテナオフィスは、アイリスグループの商品やサービスを展示する最新のライブオフィスとしての機能を備えており、従業員だけでなく取引先を含む多くの来訪者が集まるオフィスであるという。

認証取得にあたり、新型コロナウイルス対策として、ソーシャルディスタンスが容易に取れるフリーアドレスデスクの導入や会議、商談など密閉空間の3密を防止するためのオープンミーティングエリア、人との物理的な接触を最小限にする個室型のブースを設置。

フリーアドレスデスク

また、設置しているデスクなどの天板やチェアのファブリックには、SIAAマークやSEKマークを取得している抗ウイルス素材を使用することで、特定のウイルスの数を減少させ清潔な環境を保つことができるという。

加えて入退室の際は従業員や来訪者に対し、AIサーマルカメラによる発熱の検知やマスク着用の徹底、消毒アルコールスタンドの設置による除菌を徹底する取り組みなどを行うことで、従業員や来訪者の健康と安全に配慮しているとのことだ。

AIサーマルカメラ
消毒スタンド

アイリスグループは、新型コロナウイルス感染症対策として、マスクの国内生産を開始することで政府や地方自治体、業界団体と連携して様々な公的機関に多くのマスクを提供している。

さらに、一度に多くの人が集まる施設での感染拡大を未然に防ぐ「AIサーマルカメラ」、オフィスなどのデスクに簡易に設置することで対面での会話による飛沫を防げる「デスクスクリーン」、Web会議やWebでの商談の際に人との接触の機会を減らすパーソナルワーキングブース「WeBooth(ウィ・ブース)」など相次いで発売。

デスクスクリーン

今後も、アイリスグループの総合力を活かし、幅広い新型コロナウイルス感染予防・防止ソリューションを提案していくとのことだ。