SCROW(スクロー)は、フリーランスの決済トラブルを無くすエスクロー(仮払い)の仕組みを⽤いた、⽇本初のフリーランス向け決済サービス「SCROW(スクロー)」を10月19日に正式リリースしたことを発表した。

政府の「⾃由な働き⽅」の推進とコロナウィルスによる影響が相まって、よりいっそう働き方に対する考え方が見直されており、副業やフリーランスとしての働き方を選択する人が急増。

そんな中、「報酬の未払い」「報酬の⼀⽅的な減額」といった決済トラブルが多発している事実に⽬を向け、そんなフリーランスの抱える決済トラブルを根本的に解決できるエスクロー(仮払い)の仕組みを”業界最低⼿数料”かつ”審査無し”で簡単に使える、⽇本初のフリーランス向け決済サービスを提供するという。

SCROWは、最初に報酬金額を振込んでもらい、取引開始から取引完了までの期間、第三者である同社が一時的に報酬を保管する仕組み。

取引の依頼者は取引完了まで「安全にお金を守る」ことができ、作業者は支払いを確認してから作業を進めることができるため「報酬の受取に対する不安を解消」することができるとのことだ。

また、特徴として、以下の3つの点が挙げられる。

1エスクロー(仮払い)の仕組みを活用して、取引に安心と信頼を付与

エスクローとは、古くから金融機関にて利用されている決済手法で、ある取引にて買い手と売り手の間に第三者を介在させ、代金と商品の安全な交換を保証するサービス。

その仕組みを用いて、ウェブ上で簡単かつ安全に決済が行えるサービスを提供。フリーランスが抱える「お金が支払われるか不安」、「相手がお金を持っているのか不安」といった取引に関わる不安を解消する。

2.業界最低手数料率「3%」で利用可能

利用手数料3%という業界最低手数料率でサービスを提供。

取引に信用・安心を与える他のサービス(ファクタリングや支払い代行等)や大手マッチングサイトの手数料と比べて大幅に低い手数料率で利用が可能であり、「高い報酬の獲得」や「費用の削減」に貢献できるという。

3.事前審査不要で、誰でも即日利用可能

サービスの利用にあたって事前審査は設けていないとし、実績の少ないフリーランスの人でも気軽に利用ができるサービスとなっている。

今後、同社は、SCROWを通じて、フリーランスだけでなく、実績の少ない中小企業や国内ではまだ十分な信用力が獲得できていないオフシェア企業などへの価値提供も拡大していくとのことだ。

また、更にはマッチングサービス(請負業務の受発注サービスや小取引のマッチングサービス等)との連携などを通じて、より多くの取引に安心を与えるサービスの実現に取り組んでいくとしている。