ディップは、求人情報サービス「バイトルNEXT」において、「新卒者」を再定義し、通年採用の機会創出を目的とした企画「第n新卒」を開始すると発表した。

新卒は、第0新卒(インターン生)、第二新卒(新卒で入社して3年未満)、第三新卒(大学院博士後期課程修了者)など、数字とともに表記されることでその定義を変えている。

同企画では、それらを含むあらゆる新卒をターゲットにしていることを表現するために、自然数を意味する「n」と新卒を組み合わせた言葉を作ったという。

昨今、就活ルールの廃止による採用期間の通年化など新卒採用市場の環境は変化している。また従業員数が多くない中小企業の新卒採用は特に苦戦しているなど、企業規模や業種などにより、その課題は顕在化している。

そこで、若年層に強い「バイトルNEXT」の「職場紹介動画」や「職場環境バロメーター」「しごと体験・職場見学機能」など多くの機能を活用しマッチング精度を高め、採用機会創出につなげていくために、同企画の実施にいたったとのことだ。

企画概要は以下。

  • 「バイトルNEXT」のサイトTOPに特設バナーを掲示し、特設ページへ誘導。そこで同企画への参画企業を一覧で表示。
  • 特設ページの掲出期間は10月19日から。

なお、同社は、アルバイト体験を通じた未来の新卒採用候補者の採用を目的とした企画「プレ就活ならバイトル」を2020年7月から開始している。今後も変化する新卒採用環境に対応し、ユーザー・企業の新たな出会いの機会の創出に取り組んでいくとしている。