タクシーのDXを推進する電脳交通と、クリーンエネルギー・スマートホーム事業を展開するフィットは、移住最大のハードルである「住まい」と「移動」をセットにした移住者のための「電脳Fit住宅」をリリースした。

家具・家電・WiFi環境・移動費込みで、月々19,800円(税込)から部屋を提供するという。

電脳Fit住宅は、移住者の経済的・物理的・心理的なハードルを限りなくゼロにすることを目標にした、新しい移住の形となっている。

家具・家電・WiFi付きですぐに住め、シングルタイプは月々19,800円(税込)、ファミリータイプは月々29,800円(税込)~と、月の半分は徳島でという二拠点生活も、負担にならない家賃設定となっている。

立地は便利な徳島市内(田宮、津田、昭和町エリア等)の物件、コーディネート済みの住空間を提案するという。

また、上記金額には、徳島での日常生活で必要であろう範囲のタクシー移動費も含まれており、電話一本で電脳交通がタクシーを配車するという。

徳島に精通したタクシー運転手が対応するので、都市部での不特定多数と接触する移動手段より、地元ドライバーによるタクシーでの移動手段の方が安全性を確保でき、安心感も得られるとのことだ。

 新しい生活様式により、リモートワークが当たり前になりつつある中で、都会の喧騒を離れ、快適な地方で暮らしたいと思う方が増えている。

しかし、実際に地方に移り住むハードルは高く、かといって都会との二拠点生活となると毎月の「家賃」負担、慣れない地方での「移動手段」などの問題が立ちはだかる。

特に、移動においては、地方では車が一般的で、「家賃」以外にマイカー購入費・維持費など、移住者への負担が大きくのしかかる。

実際、移住を考えている方の4割がバス・電車など日常の移動手段が不十分だと感じているという。

そこで、電脳交通とフィット社が協力し、住まいと移動をセットにした移住者のための住居電脳Fit住宅を企画したとのことだ。