JR東日本、列車を活用し宅配と店頭販売を行う「新幹鮮魚」開始 茨城と新潟の鮮魚を都内に

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JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するCVCのJR東日本スタートアップと、水産物や青果の卸・小売を手がけるフーディソンは、10月23日より、新幹線・特急の荷物輸送を活用した鮮魚の宅配と店頭販売を行う。

また、店舗からの陸路輸送はCBcloudが実施する。

【新幹線&特急荷物輸送と宅配の流れ】

今回、新潟県新潟港で朝、競りにかけられた鮮魚と、茨城県大洗港の獲れたての「生しらす」などを品川駅構内の鮮魚店「sakana bacca エキュート品川店」、五反田駅構内の「sakana bacca 五反田」で購入することができる。

新幹線・特急荷物輸送とフーディソンのプラットフォームを組み合わせることで、鮮度落ちが早く、生で出荷することが難しい海産物を”獲れたて”のまま首都圏に届けることを可能にしたとのことだ。

さらに、事前に店頭にて予約された商品は、CBcloudの配送マッチングプラットフォーム「PickGo(ピックゴー)」を活用して自宅まで届けるという。

この取り組みは、ジェイアール東日本物流の協力を得て実施するという。JR東日本グループは、この実験を踏まえ、鉄道会社ならではの新たな荷物輸送サービスを実現していくとのことだ。

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