ソニーは、横浜マリノスとテクノロジーとエンタテインメントの分野でパートナーシップに向けた意向確認書を締結したと発表した。

ソニーおよびソニーグループ各社が有する映像やデータ分析等のテクノロジー、また、多様なエンタテインメント事業で培ったノウハウで、横浜マリノスが構想する次世代型練習場(フットボールラボ)やスマートスタジアムの実現、そして更なるファンエンゲージメント向上を目指すとしている。

なお、同取り組みについては10月20日より開催されるCEATEC 2020にてビデオ展示を予定しているとのことだ。

ソニーおよびソニーグループ各社は、これまでも多角的にスポーツの発展とその魅力の向上に取り組んできた。

エレクトロニクス領域においては、スポーツ中継に必要な放送機器やスタジアム設備の開発・導入はもちろんのこと、グループ会社であるHawk-Eye Innovations(ホークアイ)は、テニスのイン・アウト判定やサッカーのVAR(Video Assistant Referee)に代表される審判判定補助サービス等を提供しているという。

加えて、ソニー・ミュージックエンタテインメントは、スポーツイベントの演出やプロモーション、グッズ製作などを通じてさまざまなスポーツにおけるファンエンゲージメント向上に取り組んでいるとのことだ。

同意向確認書締結を皮切りに、ソニーはテクノロジーとエンタテインメントの力で、スポーツによる新たな感動体験を創出すべく、ソニーグループ内の連携によるスポーツエンタテインメント事業の取り組みを強化。

同社は、スポーツはファンを熱狂させるライブエンタテインメントの1つであるとし、テクノロジーの力で感動を生みだす選手の才能を応援し、その活躍を魅力的に届けることで、世界中のスポーツを楽しむファンにこれまで以上に充実したエンタテインメント体験を提供することを目指すとしている。