楽天は、運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」のサービス品質向上を目的に改善活動等を検討・実施する「楽天市場 品質向上委員会」において、国民生活センターとの意見交換を開始し、ユーザーにとってより安心・安全なプラットフォームづくりのためのコミュニケーションを強化すると発表した。
楽天はこれまでも、より安心・安全なサービスをユーザーに提供するため、2014年に「楽天市場 品質向上委員会」を設置したほか、ブランド模倣品などの権利侵害品や偽サイト、商品の品質表示の管理などについて外部団体や行政の協力を得ながら対策を講じるなど、「楽天市場」のサービス品質向上や出店店舗とユーザー間の取引の健全化・適正化を目的とした様々な取り組みを実施してきた。
国民生活センターとは、随時の意見交換会・勉強会の開催、相談員向け研修における講師派遣、消費者への注意喚起に関する情報共有などの連携を行ってきたが、今回、楽天市場 品質向上委員会として意見交換会を継続的に開催し、ユーザーがより安心して「楽天市場」を利用できる環境づくりを推進する。
具体的には、楽天市場の利用に関する消費生活相談が円滑に行えるよう、相談の多い事項について情報交換を行う。また、意見交換を通じて、さらなるサービス品質の向上を図り、課題解決を図るとのことだ。
なお、意見交換会においては、楽天より楽天市場のサービス品質向上のための活動状況を共有し、質疑応答を実施したとのことだ。
楽天は今後も、行政機関・消費者団体と連携し、ユーザーに、より使いやすく、安心・安全な買い物体験を提供していくとしている。