メルカリ、共創型「メルカリステーション」スタート 第1号店は「Panasonic KURA_THINK」にオープン

メルカリは、10月16日より店舗の空きスペース約2畳から展開可能な共創型の「メルカリステーション」をパナソニックが運営する「Panasonic KURA_THINK(パナソニック クラシンク)」にてオープンすると発表した。

同社の調べによると、「メルカリ」の出品意向はあるものの、出品未経験のユーザーは3,610万人にのぼるという。

メルカリでは、そのような潜在的なユーザーに対して、オンラインでのメルカリの使い方の説明や出品に関するサポートだけではない、より身近な体験機会の提供に努めているという。

今回新たに開始する、店舗の空きスペースに展開する共創型「メルカリステーション」の共創型第1号店は「Panasonic KURA_THINK」にオープン。

パナソニックとはこれまでも、パナソニックのテクノロジーを活用した「メルカリポストプラス」の開発など、同社の顧客体験を向上させるために一緒に取り組んできたという。

また、「Panasonic KURA_THINK」の“新しいライフスタイルを体験できる場、くらしに関する相談や要望に応える場、より豊かなくらしを実感・体験できる集いの場”というコンセプトと、メルカリステーションの“体験しながら学べるリアル店舗”というコンセプトが一致したことから、両社の顧客体験向上が期待できる「Panasonic KURA_THINK」内にメルカリステーションをオープンする運びとなったとのことだ。

「Panasonic KURA_THINK」では、「メルカリステーション」のコンパクトな可動式モジュールを組み合わせている。

このモジュールは、最小約2畳分のスペースで設置可能なため、店舗の空きスペースなどが活用でき、今後さらなる展開を予定しているとのことだ。

なお、「Panasonic KURA_THINK」では、出品したい商品を無料で撮影できるブースや非対面で発送出来る「メルカリポストプラス」を設置。

メルカリポストプラスは、メルカリの利用・発送に便利な機能をパナソニックのテクノロジーを活用して実現する、次世代型ワンストップ端末。

売れた商品を梱包し、投函するだけで発送できる無人投函機能や、最適なサイズの梱包資材がわかる自動採寸機能、「メルペイ」で梱包資材が購入できる無人レジ機能などを搭載している。

さらに、撮影ブースや梱包資材ブースを設置。

撮影ブースでは、「出品物を撮影するスペースが自宅にない」、「部屋の日当たりが悪く出品画像が暗くなってしまう」など写真撮影に関する悩みを解決。

梱包資材ブースでは、メルカリポストプラスで購入できる6種類のメルカリオリジナル梱包資材を陳列。

また、メルカリの使い方が学べる「メルカリ教室」もユーザーのニーズに合わせて不定期に開催する予定であるとのことだ。

同社は、今後も、より多くのユーザーが「メルカリ」を手軽に利用できるよう、パートナー企業のみなさまと連携してフリマアプリ「メルカリ」のみならず、オフラインの接点を通じてサービス向上に努めていくとのことだ。

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