ローソンは、10月21日から11月18日までの間、「ローソン新潟駅南店」(新潟県新潟市)を拠点として、県営早通南住宅での移動販売の実験を開始する。
今回の実験は、2009年9月にローソンと新潟県の間で締結された包括連携協定のもと、ローソンと新潟県庁若手職員有志による共同事業として実施される。
県営早通南住宅は高齢化が進んでおり、日々の買い物に不便を感じている入居者の利便性向上と、地域住民の交流機会の創出が目的となっている。
新潟県内の県営住宅で、民間企業と新潟県の共同事業として移動販売が行われるのは、今回が初めてとのことだ。
今回の取り組みでは、移動販売車が、県営早通南住宅の駐車場で、惣菜、牛乳、玉子、納豆、日用品など約300品目を販売する。
また、社会福祉法人 愛宕福祉会が運営する障がい者就労支援事業所で手作りした菓子や手芸品、地元商店「紀の屋」で取り扱いしている青果の販売も行うとのことだ。
ローソンでは、現在37都道府県において、四温度帯の移動販売車による移動販売と軽バンによる常温商品の移動販売を実施しており、同実験の実施により106台の車両で行うことになる。また、新潟県内での移動販売は2例目とのことだ。