JR東日本、農業活性化に向けアグリツーリズムを展開 農業総合研究所と提携

東日本旅客鉄道(以下、JR 東日本)と農業総合研究所は、農業総合研究所が実施する第三者割当増資を JR 東日本が引き受けることにより資本業務提携をすると発表した。

JR 東日本は、農業総合研究所が実施する第三者割当による増資 134,900 株(農業総合研究所の発行済株式総数の0.62%(議決権比率 0.62%)、1株当たり取得価額 741 円、取得価額約 1 億円)を引き受けるという。

今回の提携により、JR 東日本の駅や駅周辺施設などを活用し、生産者にとって利便性の高い集荷場の整備を進めるという。将来的には、JR 東日本の鉄道ネットワークを活用し、物流網のさらなる拡充に取り組むとのことだ。

また、農産品を通じて生産者と消費者の結びつきを深めることで、新たなコミュニティをつくり、さらにアグリツーリズムなどの展開により、交流人口の拡大を目指すという。

さらに、JR 東日本グループが運営する小売店舗およびインターネットショッピングモール「JRE MALL」にて、集荷した農作物を販売する。これにより農業総合研究所の販売チャネルを拡充するとともに、より多くの人に新鮮な農作物を提供するとしている。

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