三菱UFJ銀行は、利用客が来店日時を予約し、来店日に優先的に手続きできる来店予約サービスを国内全支店および出張所の窓口に導入することを決定した。

同社は、これまで利用客が来店せずに各種取引が完結できる非対面型のサービスを強化してきたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、今後は対面型の取引においても、3密を回避し安心・安全を確保しつつ、スムーズに取引できる環境を整備していくとのことだ。

来店予約サービスの導入時期は、11月2日より予約受付が開始され、12月1日以降の来店日分から導入される。

対象は、個人・個人事業主、法人・任意団体(組合・業界団体・サークル等)。

主な対象手続きは、新規口座開設、インターネットバンキング関連、定期預金・外貨預金に関する手続き、外貨つみたて・投信つみたての手続き、氏名変更・代表者変更・商号変更、住所変更、カード関連手続き、紛失・発見、口座解約、相続(関係)書類の提出、成年後見制度利用の届け・変更等など。

なお、比較的時間のかからない入出金・振込・税公金・両替等は対象外としている。

予約方法は、ホームページの各店舗ページから、来店予約ページへ遷移し、手続きと希望日時を選択。

名前・メールアドレス等の予約情報を入力し、予約申込完了の流れになっている。

同社は、来店客が曜日や時間帯によっては混雑した店内で長時間待つこともあり、店舗内での3密を回避しつつ、来店客がスムーズかつ快適に手続きできるような環境整備の必要性を認識し、同サービスの導入を開始するに至ったとしている。