総合人材サービスのパーソルホールディングスとパーソルグループのシンクタンク・コンサルティングファームのパーソル総合研究所は、2020年10月より笑顔に応じて寄付を実施する「Work, and Smile for Donation」を開始したことを発表した。
南青山オフィスに笑顔測定器を設置、測定をきっかけに社員の笑顔を増やしメンタルヘルスの向上を目指すほか、笑顔とはたらく人の幸福度や社内コミュニケーションに関する調査も実施。グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現を目指すとのことだ。
「Work, and Smile for Donation」は、ワークプレイスにカメラのついた笑顔測定器を設置し、顔画像による解析により平均笑顔度や瞬間最高笑顔度を計測。
目や口の動きなどの情報をもとに通過者の「笑顔レベル」を大・中・小の3段階に分類し、それに応じたインタラクションコンテンツを表示することで利用者が楽しめる仕様となっているという。
また、その結果得られた笑顔の数に応じて、パーソルが達成に貢献する5つのSDGsに関連した団体などに対して、笑顔一つにつき10円相当の寄付を実施し、「はたらいて、笑おう。」を社会のチカラに変える取り組みであるとしている。
なお、パーソル南青山ビルにて約1か月間測定を実施。測定をきっかけに出社する社員の笑顔を増やし、メンタルヘルスの向上を目指すという。実施前後でアンケート調査を行い、笑顔が「はたらく」とどう関係しているのか、調査するとのことだ。
今後は、グループ内の別オフィスや社外のさまざまなはたらく場などでの測定やオンラインでの測定などを検討しており、寄付とともに笑顔とはたらくの相関関係を調査するとしている。
パーソルグループでは、同取り組みをはじめ、新しいはたらき方の促進など「はたらく」に関するさまざまなサービスを通じて、グループビジョンの「はたらいて、笑おう。」の実現を目指していくとのことだ。